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AIが土砂崩れ・地滑りをリアルタイム検知
― LandslideAI v2.1リリース ―
2026年5月28日
<1秒
検知レイテンシ
98%
検出信頼度
30fps
リアルタイム処理
16ch
同時監視(1サーバー)
山岳道路・峠道で突発的に発生する地滑りや土砂崩れは、ドライバーの命と道路インフラに深刻な被害をもたらします。JOTSU SOLUTIONは、既設の監視カメラ映像から斜面の異常を秒単位で検知する画像解析AI「LandslideAI v2.1」をリリースし、防災ソリューションの新たな標準を提案します。
なぜ既存の監視では間に合わなかったのか
巡回点検と物理センサーに依存する従来の監視体制は、突発的な土砂災害に対して構造的な限界を抱えていました。
発生検知の致命的な遅れ
巡回や目視確認では、発災から通報までに数十分以上のタイムラグが生じ、二次被害の拡大を招くケースが少なくありません。
夜間・悪天候時の死角
豪雨・濃霧・夜間など、最も災害リスクが高まる時間帯ほど目視確認が困難となり、早期発見の機会を逸してしまいます。
センサー設置の物理的制約
傾斜計・伸縮計などの物理センサーは、設置コスト・配線工事・点検保守の負担が大きく、面的なカバーが困難です。
誤検知による"警報疲れ"
従来の動体検知は走行車両や植生の揺れに反応し、誤報が多発。運用現場では「警報を信じない」という本末転倒が起きていました。
走行車両は無視。地形変化だけを、確実に。
LandslideAI v2.1は、独自の斜面ROIマスキングと時系列差分解析によって、車両や植生のノイズを完全に除外し、地滑り特有の大規模で恒常的な地形変化のみを高精度に検出します。
斜面ROIマスキング
監視対象の斜面領域のみをAIが自動抽出。道路上を走行する車両は検出対象から完全に除外し、誤検知を物理的に排除します。
背景差分+時系列解析
監視開始直後の安定状態をベースラインとして学習。土砂移動による恒常的な変化のみを抽出し、一時的なノイズを無視します。
4段階リスク評価
「安全 → 注意 → 警戒 → 危険」の4段階で連続評価。リスクスコアの推移を可視化し、緊急度に応じた警報を自動発令します。
エッジ推論で省インフラ
NVIDIA Jetson Orin上で30fpsのリアルタイム処理を実現。既設のIPカメラ網に低コストで後付け導入できます。
実際の検出画面で3つのフェーズをご覧ください
監視カメラ映像とAI検出結果を並列表示。リスク評価・検出領域・推移を統合ダッシュボードに集約します。
PHASE 01 / SAFE
安全 ― 監視中
T+00:00 〜 T+00:13

監視区域(緑の点線枠)内に異常変位は検知されず、走行車両は検出対象外として完全に無視。常時稼働しても誤検知を発しません。
PHASE 02 / CAUTION
注意 ― 変動初期検知
T+00:13 〜 T+00:16

斜面の微小な変動を黄色枠でマーキング。リスクスコアが上昇を開始し、システムは前兆段階として運用者に通知します。
PHASE 03 / DANGER
危険 ― 地滑り発生確定
T+00:16 〜

大規模な土砂移動を確定検知。赤色枠と警報パルス表示で危険領域を即座に明示し、外部システム(防災連絡網・道路管制)へ自動通報します。
従来方式との明確な差分
物理センサー方式・既存の動体検知方式と比較すると、検知精度・運用コスト・対応速度のすべてにおいて優位性が明らかです。
| 項目 | 従来方式 | LandslideAI v2.1 |
|---|---|---|
| 検出方式 | 物理センサー+目視巡回 | AI画像解析+背景差分 |
| 誤検知率 | 高(走行車両に反応) | 極めて低(斜面ROI限定) |
| 警報遅延 | 数十分〜 | 1秒未満 |
| 夜間対応 | 困難 | 赤外線カメラ対応 |
| 導入コスト | センサー設置・配線工事が必要 | 既設カメラに後付け可能 |
| 面的カバー | 点的(センサー設置箇所のみ) | 面的(カメラ視野全体) |
システム概要
| 製品名 | LandslideAI v2.1 ― 土砂崩れ・地滑り検知AI |
|---|---|
| カメラ | ONVIF準拠IPカメラ/既設アナログカメラ(エンコーダ経由) |
| 処理性能 | 30fps(フルHD)/GPUエッジサーバー1台で最大16ch同時処理 |
| 検知対象 | 地滑り、土砂崩れ、落石、法面崩壊、地形変位全般 |
| アラート出力 | HTTP / Webhook、SNMP、メール通知、外部接点出力 |
| 動作環境 | NVIDIA GPU搭載エッジAIサーバー(Jetson Orinシリーズ推奨) |
| デプロイ | オンプレミス/クラウド/ハイブリッド |
| 外部連携 | 道路管制システム、自治体防災システムへのAPI連携可 |
今後の展開
防災インフラの新標準を目指して
「見守る」から「予知する」へ。
JOTSU SOLUTIONは、本システムを国土交通省管轄の主要峠道・高速道路法面における実証実験を通じて、さらなる検知精度の向上と運用ノウハウの蓄積を進めてまいります。2026年度内には、雨量計・傾斜計などの既存防災センサーとの連携機能、ならびに自治体防災システムへのAPI連携を順次リリース予定。また、鉄道沿線の落石検知システム(2026年5月リリース)と組み合わせることで、交通インフラ全体を網羅する防災ソリューションをご提案します。