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太陽光発電でカメラを動かす
~ 発電・バッテリー状況の遠隔監視と自動制御に対応 ~

2026年9月27日

リリース

電源のない現場に、カメラを置くということ

工事現場、河川・農業用設備、災害監視など、「電源がないからこそカメラを設置したい」場所があります。

こうした現場では、太陽光パネルとバッテリーを組み合わせた独立電源が一般的に利用されています。

しかし、独立電源には、運用上の新たな不安もあります。

天候や季節によって発電量は変動するため、「曇天や雨天が続いた場合、バッテリーはどのくらいもつのか」という点は、実際に現場へ設置して運用してみなければ分からないこともあります。

そして、多くの場合、バッテリーが切れてカメラの映像が停止してから、初めて電源の異常に気づくことになります。

JOTSUは、こうした課題に対応するため、太陽光発電の状況そのものを遠隔から監視・記録し、さらに機器の運用まで自動化する「ソーラー発電監視管理システム」の運用を開始しました。

しくみ

充電コントローラーに配線で接続し、運転データを自動で収集します。専用機器を追加したり、新たにクラウドサービスを契約したりする必要はなく、既存のソーラー給電システムに後から追加できます。

① 運転データを自動収集(数秒間隔から)
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② Webダッシュボードで自動可視化
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③ 発電状況に応じて自動ON/OFF
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④ 異常を即時通知+毎日のサマリーを自動送信

監視できる項目は、太陽光発電出力・バッテリー残量(SOC)・バッテリー電圧・充電/負荷電流・コントローラー温度・系統運転状態です。

発電量やバッテリー残量の推移はグラフとして記録されるため、「その日に何が起き、バッテリーがどのように変化したのか」を、後から確認することができます。

また、通信断・通信復帰・温度異常などを検知すると、メッセンジャーへ即時に通知。さらに、毎日夕方には、1日の発電量・バッテリー残量・通信状態などをまとめたサマリーが自動で送信されます。

現地へ出向かなくても、ソーラー発電設備とカメラの電源状態を遠隔から把握できます。

監視ダッシュボード

現在の運転状態は、クラウド上の専用Web画面から確認できます。スマートフォンやパソコンのブラウザに対応しており、現場から離れた場所や外出先からでも、いつでも状態を確認できます。

画面上部には、現在の発電出力・バッテリー残量・電圧・温度などの主要な指標を大きなタイルで表示します。

画面下部では、当日の発電量・消費電力量・運転状況の推移に加え、通信状態の履歴も確認できます。

また、運用操作の履歴についても、「誰が・いつ・何を変更したか」を過去1週間分記録。操作内容を後から確認できるため、運用状況の把握や管理の透明性確保にもつながります。

管理画面の例(実証運用時の計測画面)
※ 掲載している画面は、実際の運用環境で使用している画面です。

ソーラー発電監視管理システムの管理画面

発電に合わせて自動で動く — 運転ルールの設定

本システムでは、カメラなどの機器の電源ON/OFFを、発電状況に応じたルールとしてブラウザから設定できます。

設定したルールに基づいて、機器の電源を自動でON/OFFできるため、現地へ出向いてコントローラーを操作する必要はありません。

設定できるルールの例

  • 日の出・日没に連動したON/OFF:設置地点の緯度・経度を登録すると、日の出・日没時刻を毎日自動で再計算します。季節によって時刻が変わっても、設定を変更することなく、年間を通して自動で追従します。
  • 時刻指定・繰り返し設定:毎日・○日ごと・曜日指定など、任意の時刻でON/OFFを設定できます。複数のルールを組み合わせて運用することも可能です。
  • バッテリー残量との条件設定:「残量20%未満の場合は起動しない」といった条件を設定できます。バッテリーの過放電を防ぎ、安定した運用につなげます。
  • 期限付き・単発設定:工事期間中のみ起動するなど、特定の期間に限定した運用や、単発のON/OFF設定にも対応できます。

運転ルールの設定画面(実証運用時の設定例)
※ 日の出・日没に連動した運転ルールと、次回の実行予定を表示しています。

運転ルールの設定画面

設定画面には、「次にいつ・どのルールが実行されるか」が「次回実行予定」として表示されます。操作前に実行内容を確認できるため、設定ミスの早期発見にもつながります。

まとめ

ソーラー発電によるカメラ運用は、電源のない現場に監視環境を構築するための有効な手段です。一方で、発電やバッテリーの状態が把握できなければ、「映像が途切れてから気づく」という運用になってしまいます。

本システムでは、発電量やバッテリーの状態を遠隔から把握し、異常を即時に通知するとともに、発電状況に応じて機器の起動・停止を自動制御できます。これにより、現地への定期巡回の負担を軽減し、「停止してから対応する」のではなく、止まる前に対処する運用を実現します。

既存のソーラー給電カメラへの後付けはもちろん、新規の離島・野外監視カメラの構築にも対応しています。また、現場の環境(日陰の有無・パネルの向きなど)を踏まえた、実環境での事前検証にも対応しています。

ソーラー給電によるカメラ運用をご検討の際は、お気軽にJOTSUまでお問い合わせください。

※ 本記事に掲載している画面および数値は、実証運用における計測例です。設置環境・気象条件により、実際の結果は異なる場合があります。
※ 太陽光発電の発電量は、設置場所・パネルの向き・季節などにより大きく変動します。導入前に、実環境での事前検証を推奨しています。

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