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車両ナンバー認識に「車種・車体色」の判別機能を追加
~ ナンバーの読み取りと同時に、車種・車体色をAIが自動判別・記録 ~

2026年9月27日

リリース

ナンバー認識と同時に「どんな車か」まで記録

車両ナンバー認識システムは、入退場管理や駐車場管理、敷地内の車両把握など、さまざまな場面で活用されています。

これまで「どの車両が通行したか」を記録することはできましたが、「どのような車両か」という情報については、映像を確認し、人手で確認・分類する必要がありました。

このたびJOTSUのナンバープレート認識システムに、車種(メーカー・モデル)および車体色の自動判別機能を追加しました。

ナンバーの読み取りと同時に、AIが車両の外観を解析することで、カメラ1台で「ナンバー・車種・車体色・時刻」を1つのレコードとしてまとめて記録できます。

これにより、例えば「来場車両のうち軽自動車は何割か」「白色の車両はどの時間帯に多いか」といった、車種別・車体色別の集計・分析を、後から映像を確認して人手で分類することなく、自動で行えるようになりました。

さらに、既に導入済みのカメラにも適用可能なため、新たなカメラの設置や配線工事を行うことなく、既存のシステムに機能を追加してご利用いただけます。

何が増えたのか

これまでの記録項目は「日時・ナンバー・認識スコア・画像」でしたが、今回のアップデートにより、車種や車体色に関する情報も自動で記録・集計できるようになりました。

追加された記録項目

  • 車種(メーカー・モデル):メーカー名とモデル名をAIが自動で判別し、車両を検知するたびに記録します(例:ホンダ N-BOX、トヨタ プリウス)。
  • 車体色:白・黒・シルバー・グレーなど、車体の色を自動で判別し、記録します。
  • 車種別・車体色別の集計:日別・時間帯別の通過台数に加え、車種別の台数や車体色の構成比などを自動で集計できます。
  • 条件検索:ナンバーだけでなく、車種・車体色・認識スコアなどの条件を組み合わせて、対象車両を検索できます。

判別のしくみ

本システムでは、1台の車両を検知するたびに、以下の3段階の処理を自動で実行します。

① ナンバーの検出・認識
▼
② 車両領域の切り出し
▼
③ 車種・車体色の分類

① ナンバーの検出・認識 AIが映像内からナンバープレートを検出し、車両番号を読み取るとともに、認識結果の信頼度(認識スコア)を算出します。ナンバー認識精度は99.8%です。

② 車両領域の切り出し ナンバープレートの認識と同時に、ナンバーを含む車両全体の領域を検出し、車両画像を自動で切り出します。

③ 車種・車体色の分類 切り出した車両画像をもとに、AIが車種(メーカー・モデル)と車体色を自動で分類します。

これらの認識結果は、ナンバー・認識時刻・車両画像・ナンバープレート画像とあわせて、1件のレコードとして保存されます。

一連の解析は、車両がカメラの撮影範囲を通過する間に完了します。そのため、ゲート付近や一時停止位置など、車両を撮影しやすい場所にカメラを設置することで、車両の通行を止めることなく、ナンバー・車種・車体色を自動で記録できます。

記録・集計画面

検知した車両の情報は、ブラウザからアクセスできる管理画面に集約されます。

画面上部には日次の検知統計、中央には車種別・車体色別のランキング、下部には検知履歴の一覧テーブルを表示します。

ナンバーだけでなく、車種・車体色を含む検知結果を一つの画面で確認できるため、日々の車両状況を簡単に把握できます。

ナンバープレート認識システムの管理画面 — 日次統計、車種TOP・車体色TOPのランキング、検知履歴テーブル
管理画面の例(実証運用における計測例)
その日の通過台数や時間帯別の推移に加え、車種TOP・車体色TOPのランキングを自動で集計・表示します。
履歴テーブルには、1件ごとに車両画像・ナンバープレート画像・車種・車体色・認識スコアなどの情報が表示されます。
※掲載画像のナンバーは匿名加工しています。

検索画面では、ナンバーの部分一致検索に加えて、メーカー・車種(モデル)・車体色・認識スコアの範囲など、複数の条件を組み合わせて車両を検索できます。

検索条件の例

  • 特定の日時範囲 × 白色の車両に絞り込んで確認
  • 特定メーカー・特定車種の車両だけを抽出して、通行記録を集計・レポート作成
  • 認識スコアが低い検知だけを絞り込んで、画像を確認・再検証

車両画像とナンバープレート画像が各レコードに紐づいているため、検索結果を根拠となる画像とあわせて確認・出力できます。

これにより、日常の運用における問い合わせ対応や、報告書・集計資料の作成などにも活用できます。

まとめ

今回のアップデートにより、JOTSUのナンバープレート認識システムは、「どの車両が通行したか」を記録する仕組みから、「どのような車両が、いつ、どれだけ通行したか」まで分析できるシステムへと進化しました。

車種と車体色という新たな情報を加えることで、入退場管理の効率化に加え、来場車両の傾向分析、駐車場運営、車両管理など、データ活用の幅をさらに広げることができます。

本機能は、既存のナンバープレート認識システムへの機能追加としても、新規導入としてもご利用いただけます。

また、「現在使用しているカメラで利用できるか確認したい」「自社現場の映像で判別精度を検証したい」といったご要望に対しては、実際の現場映像を用いた事前検証(PoC)にも対応しています。

お気軽にJOTSUまでお問い合わせください。

※ 本記事に掲載している画面および数値は、実証運用における計測例です。設置環境・カメラの画角・交通状況などにより、実際の結果は異なる場合があります。
※ 掲載しているナンバーおよびカメラ名には、匿名加工を施しています。
※ 車種・車体色の判別精度は、撮影条件(距離・角度・照度など)により変動する場合があります。導入前に、実際の現場映像を用いた事前検証を推奨しています。

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