画像で"答え"を出す会社

ニュース

カメラ映像をAIがリアルタイムに解析
映像から「異常・変化・対象」を検知し、必要な情報をお知らせします

2026年10月2日

リリース

AIリアルタイム解析サービス:既存のクラウドカメラに追加。AIが映像を解析し、現場の出来事を自動で記録・通知
AIリアルタイム解析サービス
既存のクラウドカメラに追加。AIが映像を解析し、現場の出来事を自動で記録・通知

「録画はしている。でも、誰も見ていない。」

監視カメラは、現場の映像を24時間記録しています。しかし、その映像を24時間見続けることはできません。

異常が起きたときに録画を遡って確認する。日報を作るために、その日の出来事を思い出す。夜間や休日に、現場で何が起きているのか分からない。

映像はあるのに、情報として活用できていない。

クラウドカメラサービス「JotsuCloud」に、カメラ映像をAIがリアルタイムに解析し、現場の出来事を記録・通知する「AIリアルタイム解析サービス」を新たに搭載しました。

AIが映像を見続け、「いま何が起きているのか」を言葉で記録。お客様が設定した条件に該当すると、必要な情報を自動でお知らせします。

人が見続けるのではなく、AIが見続ける。映像を「録画する」だけでなく、現場の情報として活用する。それが、JotsuCloudのAIリアルタイム解析です。

サービス概要

本サービスは、クラウドサービスをご利用中のカメラ1台ごとに追加できるオプションサービスです。

現在ご利用中のカメラ・通信機器をそのまま利用でき、追加の機器設置も必要ありません。

お申込み後は、ポータルの「機能メニュー」に「AIリアルタイム解析」が追加され、すぐにご利用いただけます。

① 常時AI解析

AIがカメラ映像を継続的に解析し、「いま何が起きているか」を記録します。
人物・車両・重機の数、天候や視界、直前からの変化などを自動で把握します。

② スマートイベント記録

画像を1枚ずつ説明するのではなく、「作業開始」「クレーン作業 09:20~10:41」「車両入場」など、出来事(イベント)単位で自動記録します。
タイムラインから、その日の現場の流れを簡単に振り返ることができます。

③ 条件モニタリング・自動通知

「作業時間外に人が映ったら」
「重機の旋回範囲に作業員が入ったら」
このように、監視したい条件を設定するだけ。
AIが映像を継続的に解析し、条件に該当した場合にメールで通知します。

+ 日次サマリー・検索

一日の出来事をAIがまとめ、日次サマリーとして配信します。
「ダンプが来た回数は?」
「クレーンが動いていた時間帯は?」
といった質問を入力するだけで、記録された情報から必要な内容を検索できます。

① カメラ映像をクラウドで継続的に取得
状況に応じて、数秒~数分間隔で自動的に取得します。
▼
② AIが映像を解析し、「いま何が起きているか」を記録
人物・車両・重機の数や現場の状況を、言葉と数値で記録します。
▼
③ 前後の状況を比較し、出来事をイベントとして整理
変化を継続的に確認し、出来事の始まりや終わりを自動的に整理します。
▼
④ 条件に該当した場合のみ通知
お客様が設定した条件と照合し、2段階で確認したうえで、該当する場合のみメールで通知します。

従来の監視方式と比較すると、本サービスは「録画するだけのカメラ」から、「現場の出来事を理解し、必要な情報を知らせるカメラ」へ進化させるものです。

 動体検知従来のAI画像解析AIリアルタイム解析
何を見るか画素の変化(動き)1枚の画像に写っているもの映像の状況と、前後の変化
設定方法検知枠・感度・スケジュール解析テーマを選択監視したい条件を設定
記録動いた瞬間の静止画・クリップ画像ごとの説明出来事(イベント)単位+日次統計
通知動くたびに通知キーワード一致など条件に該当し、2段階確認を通過した場合のみ
振り返り録画を早送りして確認説明文を検索質問による検索+日次サマリー

① AIが常時解析:「いま何が起きているか」を把握

「AIリアルタイム解析」を開くと、ライブ映像の下に「AIの分析」として、現在の現場の状況が表示されます。

画面には、人物・車両・重機の数、天候や視界の状態、進行中のイベント、さらに「前回の解析からの変化」も表示されます。

従来の画像解析が「この画像に何が写っているか」を捉えるのに対し、本サービスは直前の状況と比較し、「何が変わったのか」まで把握します。

たとえば、
「作業員が1名、吊り荷の旋回範囲内に移動」
「ダンプトラック1台が入場し、待機」
といった、現場で知りたい出来事をそのまま確認できます。

また、解析間隔は現場の状況に応じて自動調整されます。作業中は短く、夜間や動きの少ない時間帯は長くすることで、必要な場面を効率的に解析します。

ライブ解析画面:映像の下に「AIの分析」、右側に現在の状況・進行中のイベント・前回からの変化を表示
ライブ解析画面:映像の下に「AIの分析」、右側に現在の状況・進行中のイベント・前回からの変化を表示

② 出来事を自動記録:時系列で確認

AIは解析結果を1枚ずつ並べるのではなく、出来事の始まりと終わりを判断し、「イベント」として自動整理します。

「06:52 作業員入場・朝礼」
「09:20~10:41 クレーン吊り上げ作業」
「14:30 降雨開始・作業継続」
「17:20 全員退場」
このように、一日の出来事を代表画像付きのタイムラインとして記録します。

画面上部には、作業時間・重機稼働時間・車両の入退場回数・人員ピークなど、その日の統計情報も表示。
24時間・3日・7日・90日の範囲で過去の状況を振り返ることができ、日報や工程管理の記録としても活用できます。

さらに、検索欄から「クレーンが動いていた時間帯」「ダンプが来た回数」などを質問すると、AIが記録されたイベントから該当する情報を検索・表示します。
録画を早送りして探す必要はありません。

イベントタイムライン:一日の出来事を代表画像付きで自動記録。当日の統計表示や、AIによる検索にも対応
イベントタイムライン:一日の出来事を代表画像付きで自動記録。当日の統計表示や、AIによる検索にも対応

③ 条件設定:必要な出来事だけ検知

本サービスの大きな特長は、「何を監視したいか」を入力するだけで、AIが監視条件を理解できることです。

たとえば、次のような条件を設定できます。

監視ルールの例

  • 作業時間外(18:00~翌6:30)に敷地内へ人が入ったら通知
  • クレーンの吊り荷の下や旋回範囲に作業員が入ったら通知
  • ヘルメットを着用していない作業員を検知したら通知
  • 川の水位が石積み護岸の上から2段目に達したら通知
  • レンズの汚れやカメラの向きのずれにより、現場が見えなくなったら通知
  • 敷地内で煙や火を検知したら通知

従来の動体検知では、基本的に「動いたら通知」という仕組みでした。

検知枠や感度を調整しても、風で揺れる木や通過する車両などで通知が頻発し、結果として通知機能を停止してしまうケースもあります。

本サービスでは、AIが映像の状況を理解し、設定された条件と照合します。

「人が映ったら」であれば人を、「旋回範囲に作業員が入ったら」であれば、クレーンと作業員の位置関係を確認します。

単純な動きではなく、「何が起きているか」を判断し、必要な出来事だけを通知します。

監視ルール一覧:設定した条件・重要度・通知先を一覧で管理。テンプレートからワンクリックで追加できます。
監視ルール一覧:設定した条件・重要度・通知先を一覧で管理。テンプレートからワンクリックで追加できます。

条件を保存する前に、AIが入力した条件をどのように判断するかを「AIによる判定内容」として表示します。

「何を見るか」「対象外とするもの」「判定方法」が表示されるため、意図と異なる場合は、条件文を書き直してすぐに修正できます。

さらに、「直近の画像でテスト」を押すと、直近の映像の中から、設定した条件に該当する場面をその場で確認できます。

設定後に数日待つ必要はありません。実際の映像でAIの判定を確認してから、条件を保存できます。

条件編集画面:「AIによる判定内容」でAIの判断基準を確認し、「直近の画像でテスト」で実際の映像を使ってその場で確認できます。
条件編集画面:「AIによる判定内容」でAIの判断基準を確認し、「直近の画像でテスト」で実際の映像を使ってその場で確認できます。

通知・日次サマリー

設定した条件に該当すると、AIがもう一度画像を確認してから通知します(2段階確認)。
一瞬の誤判定による通知を抑え、確認が必要な場面だけをお知らせします。

通知メールには、該当した画像とAIが判断した理由も表示されます。
「クレーンが旋回中。吊り荷の近くに作業員1名を確認」
このように、何が起きたのか、なぜ通知されたのかをメールで確認できます。

さらに、毎日夕方には日次サマリーを自動生成します。
「本日の作業時間、クレーンの稼働時間、車両の入退場回数、通知件数」など、一日の主な出来事をまとめて確認できます。

夜間の状況も、翌朝のサマリーで確認できます。

通知メールの例と通知履歴:該当画像・AIの判断理由・2段階確認の結果を記載。日次サマリーも自動生成

活用シーン

建設現場

重機と作業員の接近、ヘルメット未着用、立入禁止区域への進入などを監視。
作業時間・重機の稼働時間・車両の入退場も自動で記録し、日報作成の負担を軽減します。

河川・砂防・法面

「水位が護岸の○段目に達したら」「斜面に新しい崩れが見えたら」など、現場に合わせた条件を設定。
増水や崩落などの変化を、昼夜を問わず監視します。

資材置場・工場・施設

夜間・休日の人や車両の侵入、煙や火の発生、設備の異常などを監視。
人が見ていない時間もAIが監視し、巡回や警備をサポートします。

道路・港湾・農業設備

通行止め区間への進入、漂流物・倒木、設備の状態変化などを記録。
さらに、カメラの視界不良や向きのずれも検知し、通知します。

自社クラウドで完結するAI基盤

本サービスのAI解析は、JOTSUが運用するクラウド上で行います。
お客様側でサーバーやGPU機器を用意する必要はありません。

映像の取得からAI解析、記録、通知までをクラウド上で一元管理します。

カメラごとに解析間隔や記録内容を調整できるため、建設現場・河川・施設など、現場に合わせた運用が可能です。

また、夜間の赤外線映像や雨・水滴、西日の反射など、カメラ映像特有の変化も考慮し、必要な情報をできるだけ正確に判定できるよう設計しています。

AIの判定は、現場の確認や対応を支援するためのものです。
最終的な判断と対応は、担当者の方に行っていただきます。

通知結果について「役に立った」「違った」といったフィードバックをいただくことで、現場での運用改善にも活用できます。

まとめ

監視カメラの映像は、これまで「何かあったときに見返すもの」でした。
AIリアルタイム解析サービスは、カメラの映像をAIがリアルタイムに解析し、現場の出来事を記録し、必要な情報を知らせるサービスです。

いま何が起きているのかが分かる。
一日の出来事が自動で記録される。
必要な場面だけ通知が届く。

既存のクラウドカメラに追加することで、人が見ていない時間も現場の状況を把握しやすくなり、日々の確認や記録業務をサポートします。

※ 本記事に掲載している画面は、サービス設計に基づく表示例です。実際の画面・表示内容は予告なく変更される場合があります。
※ AIによる解析・判定結果は、現場の確認を支援するためのものです。すべての事象の検出を保証するものではありません。最終的な判断と対応は担当者の方にお願いします。

カメラ映像を、AIに見続けさせてみませんか?

AIリアルタイム解析サービスのお申込み、新規クラウドカメラの導入について承ります
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ